先週のマンホールカレンダーは、長崎県南島原市。天草四郎と原城跡がモチーフ。

へぼ監督


本マンホール蓋に描かれた原城は、姿は残っていませんが、17世紀初頭に完成した肥前有馬氏の居城で、1637年の島原・天草一揆の舞台として知られています。 その歴史を今に伝える城跡は、2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として世界文化遺産に登録されました。 この戦いで幕府軍の兵糧攻めの末に非業の死を遂げた天草四郎は、十代の少年でありながら2万数千を超える一揆勢の総大将を務め、その勇姿は南島原市出身の彫刻家・北村西望による像となって、祈りを捧げるように本丸跡で佇んでいます。 蓋とともに、春に満開となる城跡の桜と歴史の大舞台を楽しみに、ぜひお越しください。
以上、マンホールカード裏面より。