隊長です。

今日は、台風が近づく中、東京へ行ってきました。
平成20年10月16日に破産申請した
井上工業の第4回債権者集会に出席するためです。

債権者集会は、
東京家簡地裁合同庁舎5階の会場で開催され
債権者は40名程度出席していました。

破産管財人の綾克己弁護士から業務報告があり、
35％の中間配当実施後も回収を進めて、
平成22年8月31日現在の管財人口座残高は、19億750万円に増加。
現在も12物件の訴訟をしており、今後も増やしていきたいとのこと。

また、
北陸新幹線の現場が平成23年3月に竣工となり清算が出来る。
それまでには、各訴訟も決着させ
出来れば4月以降に
2割強の最後配当を実施したいと話していました。

前回の35％と合わせると55％以上は配当できることになり
破産した会社の配当率としては、非常に高い。
いや異常では・・・。

破産管財人の頑張りもあると思うが、
多く方々に迷惑をかける破産申請を選択した経営判断に
疑問を感じるのは、私だけだろうか・・・。

次回の債権者集会は、
平成23年2月2日（水）13：30より同所で開催されます。

2010/9/8
https://www.inouedoro.co.jp