ジェットコンクリート

隊長

隊長です。

週末は、群馬県小規模橋梁再生研究会の技術講習会へ。
橋梁補修の床版上面増厚工法で使う
超速硬コンクリート(ジェットコンクリート)の
施工性などを実際に触って勉強してきました。

講師は、いつもお世話になっている住友大阪セメントの建材事業部の方。
ジェットコンクリートのモービル車は、1m3で232,000円もかかるので
ジェットパック(超速硬性コンクリート用パック詰め 25リットル用)を使用しました。
これは、1袋7000円。
ちなみに1m3には40袋必要との事。

ジェットパックは、
セメントと細骨材がプレミックスされたパック1と
粗骨材のパック2と
水と減水剤と遅延剤のパック3が、セットになっています。

この3種類のパックをコンクリート用ミキサに入れて練るだけで
スランプ12cmのコンクリートが3分程度で出来あがりました。

練りあがったコンクリートは、
練りあがりから20分ぐらいまでは、
普通に打設し、均すことが出来ました。

1時間もすると表面が白くなり始め
指で叩いてみるとコンコンと音がする状態。

2時間後、圧縮強度試験を行ったら24N/mm2をクリアー。
テストピースは、素手で持つと熱いくらいでした。

恐るべし。ジェットコンクリート。
でも、ちょっと高値だよね!

久しぶりに
アスファルト合材ではなく
コンクリートを触ってきた隊長でした。

2010/8/30
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